生き生きと成長する草花
神秘的な山脈
湿潤な空気に満ちた森
躍動する小動物
これらは、変化し続ける流動体の中で見つけた紋様。
あるいは、水の記憶を頼りに描いた来年のデッサン。
今回は「蜘蛛の糸」
お釈迦様は、極楽の蓮池の下をご覧になり、罪人カンダタが生前クモを助けたことを思い出し、極楽グモの美しい糸を地獄にお下ろしになったのですが…。
”Pua” はハワイ語で”花”を意味します。
2つの”Pua”を文字と抽象表現で、さらにフラのハンドモーションも意識しつつデザインしました。
額装に使った布もフラの衣装用の生地です。
「墨と紙の世界から一歩外へ」トライアル3回目。
今回は少し大きなものにトライ。
自宅で過ごす時間が長くなった昨今、床に敷いたり、壁に飾ったり、空間を彩るインテリアアイテムとして楽しみたい。
With my own “norm” that you taught me, I spin in joy.
私を動かす私の軸は、あなたのくれた当たり前の基準で幸せに回っています。
一字書「涛」と格闘していた時。
書損じを怒りで捲ると、下敷にキラキラと呑気な墨の粒達が。
意図した文字の下に現れた意図しない象を、記録したくなりました。
果たしてそう呼んでいいなら、人生初の墨象です。
無にならむ
無にならむとし
髪洗ふ
そのままの気持ちを詠みました。
最初の「無にならむ」は素の気持ち、次の「無にならむ」からは、その行動を、書体の変化で表現してみました。
環境問題などに興味があり、普段から、それらに関係した作品作りをしている。
今回は、絶滅危惧種に挙げられている動物達と私達のユニバースを描いてみた。
作品には、地球に対する想いが一人、一人と繋がっていく様に点と線、想いを色で表現してみた。
MEMBER'S
EXHIBITION
宮村弦トーキョースタジオでは、
月2回の隔週ペースで教室を開催し、
初学者から経験者まで、
経験を問わず、共に学びながら、
書の魅力に触れています。
本展は、そのメンバーたちによる発表の場です。
それぞれの日々を映し、
暮しの折々を飾る「書」をどうぞご高覧ください。